上のグラフは羽生市の子ども<乳幼児>医療費の決算額を平成13年度から昨年度までをグラフ化したものです。(単位は万円)通院は
平成13年〜平成15年 4歳未満
平成16年〜平成20年 就学前まで
平成21年〜現在 中学終了まで無料
入院については
平成13年〜平成18年 就学前まで
平成19年〜現在 中学終了まで無料
分かりやすく途中経過を省くと、
羽生市は平成13年には通院は3歳未満、入院は就学前まで自己負担がゼロだったものが、現在では通院、入院とも中学校卒業まで医療費の自己負担はゼロになったということです。しかし、羽生市の場合は受診した際の会計はその時に各自支払っていただき、市役所に申請をすると後に指定された口座に振り込まれるという形式をとっています。
この仕組みについて、近隣自治体と同じように窓口払いをなくして欲しい!という要望を受けることが多くあります。非常に多くあります。4月の市議選挙の選挙期間中にもありました。しかし私は窓口払いの撤廃には反対です。医療サービスは無償ではありません。
医療サービスを受けるには原則お金がかかります。このことを絶対に忘れてはいけないのです。グラフの通り、子ども(乳幼児)医療費の無料対象を拡充するたびに医療費が膨らんでいるのも一目瞭然です。
窓口払いを撤廃すると、個人の手続きは楽になりますが、確実に医療費は膨らみます。近隣自治体のデータをみると、例に漏れることなく2割から3割医療費が増額します。国としても膨らみ続ける医療費を抑制するため窓口払いを撤廃した自治体に対しては、罰則?として国保税特別会計に対する補助の一部をカットすることとしています。
非常に雑駁に説明をさせていただきましたが、これ以上次世代にツケをまわさないようにするため、限られた予算を有効に使うためお母さん方にはこのへんの事情をよ〜く理解していただければ幸いです。今後は医療機関に協力をしていただき、市役所への代行申請を積極的に進めていきたいと羽生市は考えています。羽生市の場合は窓口払いの撤廃はしないということを前提に、平成21年から中学校終了まで医療費無料を拡充したと理解してください。
キーワードは
「医療サービスは無料ではない」 「膨れ上がる医療費の抑制」 「一時負担はあるが必ず戻ってくる」という事をよく理解をしていただきたいと思います。
窓口払い撤廃の要望があった際、行政を悪者にし「行政に強く訴えます!!」と、話しを合わせればその場は収まるのかもしれませんが、残念ながら私にそんなことはできません。状況と自分の考えをしっかりと説明することは私に課せられた職責です。
posted by Nacky at 21:16|
私的主張
|